ベートーヴェン ピアノ・ソナタ総合 その6
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0492名無しの笛の踊り
2006/10/15(日) 02:40:25ID:k2rgprCG確かに手クセで引いているようなところが多いし、難しくなさそうな部分でもたついたりしている。
もっと集中してくれよ、とも言いたくなる。だけど私にとっては大切な演奏に思えるし、売る気に
もなれない(単に私にCDを売る習慣がないというのもありますが)。
美点を見出すなら例えば31番の最終楽章。一見綻びだらけのように見えて、実はギーゼキング
によってコントロールされた音楽になっていると思います。音はポツポツとまばらに響きテンポはよろめく。
しかしそれは慟哭ではない。確かな手付きでしかも他の誰よりも力強く鐘を打ち、最後は前のめりに
なりながら目的の場所に辿りつく・・・。ギーゼキングの解釈の下で音楽がコントロールされた姿です。
29番の第3楽章以降や32番の第2楽章にも同じような印象を持ちました。
後期ソナタにはナットやRゼルキンらの素晴らしい演奏が存在しますが、TAHRAのギーゼキングも
時々棚から取り出して聴く価値が、少なくとも私にとってはありそうです。
>>482
ギーゼキングのベートーヴェンでお勧めの録音はどれでしょうか?
実は私はEMIの全集を未聴なんですが・・・。
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