いろいろな音楽家の中でも一番ロマンチックな小説になりやすいのが
ショパンの伝記だろうね。
ピアノと作曲の天才で貴族的な紳士で、20歳で悲劇の祖国を離れパリ
のサロンに身を置き同時代の一流芸術家と交流しつつ祖国を
忘れず愛国心に燃えたぎるような曲をいくつも書き、一方では
恋のエピソードにもことかかず、年上の女性の庇護を離れた後に
肺病で苦しみ若くして死す。
これらはみな脚色でもなんでもなく、事実なのだから。