第一楽章の「死の告知」について、ブルックナーは結尾部を「死の時計」と
呼び、こう解説している。

「言うならば、死の床に横たわる者の正面に時計が掛かっている。
彼が臨終を迎える時も、時計は正確に時を刻むわけだ。
ティク、タク、ティク、タク…と」。