例を出したほうがわかりやすいかもしれません。
これはあくまで一例ですが…
四声のフーガを聴くとします。
このとき、ただなんとなくぼんやり聴いていても、とりあえずその曲に含まれる全ての音が聴こえるはずです。
ですが、音が全て聴こえていても、各声の姿を見切れているとは限りませんし、
全体としての表現だけでなく、声部ごとのニュアンスなど、細かなところを聴き取れているとは限りません。
つまり、我々は耳に届くもの全てを知覚している訳ではないということですね。
こういうようなことをちゃんと聴き取ることができれば、当然演奏も変わってくると思います。