昔 昔 昔 昔
ショルティ CSO をライヴで聞いた。
その技量もさることながら、耳をすまさなければ聞こえない音からテュッティのときのホールも揺らさんばかりの大音響の音量の幅にも驚かされた。
そして厳しいながら奇をてらうことのない堂々とした演奏。
カラヤン BPO も その前後に聞いた。
音量の幅はかなり小さいながらも、カラヤンの旋律を清流の流れを見るように美しく表現し、その後にクライマックスに運んでいく演奏も素晴らしかった。
どちらも感動したが、音楽としては、ショルティが王道を行き、カラヤンは特殊な気がした。
ショルティの場合は、特にライヴでは、オーケストラの圧倒的な技量に耳が奪われ、その彼方にあるものが見えにくくて、少し損をしているのかもしれない。