>>905
大昔立体音楽堂というAMの当時のラジオ第一と第二を同時に放送してステレオ
ライブ録音を楽しんでもらうという30分枠の番組があった。
57年の来日直後この番組でこの「運命」がステレオ放送されているが、
30分枠内に収める必要があり、このためリピートのステレオ音声部分を編集して
カットしたものと考えられる。94年頃FMの「20世紀の名演奏」で、
第一楽章のリピートと第三楽章との一部が省略されて29分程度で再放送されて
いるが、これは57年に放送された当時のテープのまま放送された証左といえる。
完全マスターを残さなかった当時のNHKのスタッフは、先見の明が無かったと
いわざるをえない。愚の骨頂であったといえよう。
なおTVでは第三楽章はカットがなく完全にステレオだった。