何でも初演が多いことが自慢になるわけじゃありません。
初演した曲や作曲家が問題でしょう。
モントゥーもフランス6人組の初演はしていますが、
彼らとラヴェルじゃ格が違います。
初演を問題にすることは、指揮者としての手腕や経歴とは別のことで、
共に歩んだ作曲家とその時代の重みです。
その意味で、モントゥーはメンゲルベルクやワルターと並べられる人であって、
戦後に名を成した人たちと一緒にはなりません。
その人たちを軽んじているのではなく、
歴史的、時代的な位置付けで比べてのことです。