コルネットはベルギーの発明家サックスによって「発明」された、誕生年のはっきりしている楽器だ。
サックスは、サクソフォンと呼ばれる金属製木管楽器群(サックスのこと)と、
サクソルンと呼ばれる円錐形金管楽器群をそれぞれ発明した。
現在、フリューゲルホルン、コルネット、アルトホルン(テナーホルン)、バリトン、ユーフォニアム、
Esバス(チューバと混同されるが別物)と呼ばれる楽器はみなサクソルン一族。
トランペットやトロンボーンが、ベルの直前まで管が細くて最後の最後に一気に花開く(直管という)のに対して、
コルネット含むサクソルンは、マウスパイプからベルまで緩やかに管が太くなっているのが特徴。
(管をまっすぐに伸ばすと円錐のような形状になるので円錐管という)

だから見た目とか長さ以前に、そもそも楽器の形状がトランペットとコルネットでは異なるのだよ。
本当はマウスピースだって違うものを使う(イギリスのブラスバンドでは今でもそうしているところがある)
コルネットパートをトランペットで吹くというのは、それこそビオラパートをバイオリンで弾いてしまうのと
同じくらいにヘンテコなことなのだ。