>>208
>トランペットの音域をその管で演奏するのが不効率なゆえ管が短くなっていったのなら
>それはトランペットという楽器の機能的洗練であって、「コルネットと同じ長さになっちゃった
>からトランペットでもいいや」という話展開は不自然ではないか?

 リヒャルト・シュトラウス等、高音域を多様する作曲家が増えてきて、高音域のヒット率が
高くなるよう短管に移行していったという説はあります。

 ただ、これはハードの話で、音を考えた時は、現代のトランペット ≒ コルネットという図式
があります。これは演奏技法の進歩やトランペットの音がより柔らかく洗練された音になって
来たため、アーバンが演奏していた当時のコルネットの音と近くなってきているという説です
(昔のトランペットはもっと野蛮な音がしていたらしいです)。

 楽譜にコルネット指定がある場合、コルネット誕生時にはクロマチックを吹ける楽器がコルネット
しか無かった事から考えて、メロディーを吹かせたいがためにコルネットを使ったり事が考えら
れます。また、最新の楽器 = 新しい音を求めて指定した場合もあるでしょう。
 こういった場合、コルネットという指定があっても『現代の』トランペットで演奏する事が好ましい
場合もあるのです。

 吹奏楽の場合、近現代の作品が大半なので、トランペットとコルネットのパート分けには意味が
あるのですが、オーケストラの場合、一概には楽器指定が正しいとはいえないと思います。