料理を作れなくても味はわかる。
小説は書けなくても面白さはわかる。
楽器を弾けなくても演奏の良し悪しはわかる。

ヘタに料理が作れると、味よりも調理や食材に文句を言いたくなる。
ヘタに小説が書けると、面白さよりも文法や修辞という重箱の隅を突きたくなる。
ヘタに楽器が弾けると、演奏の良し悪しより技巧の良し悪しを論じたくなる。