>>436>>442は、
旧西側の方が旧東側より都会ですべてにおいて優れている、
という前提に立っているのだろうな。

確かに経済的にはそうだし、録音技術に代表されるテクノロジーもそうだ。
東側だって、人工衛星の打ち上げを西側と競っていた時期だってあったわけだが、
まあ軍事色が強まるにつれて、体制そのものが破綻してしまった。

しかし西側の経済や工業技術に勝る国が音楽的にも優れているとするなら、
アメリカや日本、シンガポールあたりから優れた音楽家が山ほど輩出したはずだが、
事実はそうではない。
「それは音楽的伝統がないからで・・・」というなら、
東側のチェコやハンガリー、もちろんロシヤにも音楽的伝統があったわけで、
西側の音楽に触れる機会が無かったからダメということにはならない。

ムラヴィンスキーの音楽を聴くと、
ゴロワノフやスヴェトラーノフ、A・ヤンソンスに見られるようなロシヤンバーバリズムとは一線を画しているし、
トスカニーニやショルティ、セルといった指揮者とも似て非なる人だ。
要するにムラヴィンスキーはムラヴィンスキーでしかない。

ムラヴィンが分からん、というなら、私は大変もったいないことだと個人的には思うけれども、
聴かなければよろしかろうというだけのお話。