音楽のリズムは何拍子といったテンポ=ビートによって構成されていて、このテンポはBPM(Beats per Minute)という数値によって
表すことができます。先ほどのRACの指摘では、一般的に60BPMを超えるテンポの楽曲を聴くと心拍数と血圧が上がるため、これが
運転時の集中力低下、決断力低下をもたらすそうなのです。そしてクラシック音楽はダンス・ミュージックのような速いテンポではない
ものの、音数の多さや音の強弱(クレッシェンドやディミニュエンド)の反復によって、速いテンポと同じ効果があるというのです。RACでは、
アップビートのときには赤信号を無視する傾向が増え、事故率は2倍になると指摘しています。

この調査は実は2年前にも行われており、そのときも第1位は「ワルキューレの騎行」、第2位にはM.ムソルグスキーの「禿げ山の一夜」が
ランクインされていました。反対にクラシックで安全な曲には、2002年調査でバッハのチェロ協奏曲1番が第3位にランキングされています。