>404 何が言いたいの?

インタビューの抄約ですが、
  R.シュトラウス”英雄の生涯”を僕がやると、それぞれ
 の声部がはっきり聞こえるようにする。1本の太い線の音楽、
 いわゆる太書きはしない。ところがシュトラウスの場合は、
 声部が沢山重なってるので、或る程度のところまでいくと
 声部をはっきりさせるのは不可能。そういうところで苦しみ
 ながらやってるわけ。

 「あるドイツの指揮者」は初めから太書きにするつもりだから、
 苦しみがない。シュトラウスもあれだけ書くには苦しんだと
 思う。僕はやっぱり苦しんでやって、それでどこかの声部が
 聞こえなかったら仕方がないという方式でやりたいと思う。
 そうすると日本人だからきめ細かくやったと言われる。

「あるドイツの指揮者」とはカラヤンのことですかと私は何回か
言ったけど、否定されなかった。要はマエストロはカラヤンの
最高の弟子なんですよ。それ故の苦しみは今も続いているのでは。
このインタビューにはオケに対する考えも述べられています。