モーツァルトのオペラ
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0380334
03/05/14 23:47ID:6G3FyV5/>とは具体的にどういう点がポイントでしょう?
和声法、楽器法、アーティキュレーション、テキスト、
その補助として原作など資料の活用、といったところでしょうか。
で、出来れば録音には頼りたくないのですが、
古楽器系の演奏であれば、そう深刻には響かないと思います。
深刻にしようと思ったら、
スチール弦をヴィブラートたっぷりに鳴らし、
テンポを以上に遅くし、
アーティキュレーションを無視して、たっぷりとしたフレージングにし、
・・・例えば、スラー二つ分をひとつに繋げて演奏するとかね、
それくらいやれば十分深刻にすることができますね。
伯爵夫人についてなんですが、まずおおよその間違いの種は、
「伯爵夫人」という言葉に引き摺られているところにあると思います。
町娘ロジーナであった頃から3年足らずしか経過しておらず、
伯爵本人からも、特に「夫人」といった扱いを受けているとは思えないと。
つまり、「伯爵夫人」という響きがしっくりくるだけの貫禄を得るには
まだまだ経験不足なわけですね。
従って、たっぷりとしたフレージングで、
「有閑マダム」みたいな雰囲気を漂わせるべきではない、
というのが私の考え方です。
オペラ全体のテンポバランス、テンポ関係を細かく計算する限り、
そしてそれを例えば当時の教則本などの資料に基づいて計算する限り、
「有閑マダム」みたいな雰囲気になるような音楽にはなり得ないんです。
それをすると、この作品そのものが持っているある種の「危険さ」が
大いに削がれてしまうことにもなってしまうんですね。
それも、隠喩的危険さではなく、直情的な危険性が・・・。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています