フランソワも解釈は独特で
ブーニンやポゴレリチ、アルゲリッチ、ネイガウス、等と並んで癖保持ピアニスト。
彼は若い頃は相当自分に酔った演奏をしていて技巧も流麗で繊細だったそうだが
後にだれかに師事をし、そのアクを取り除かれてからは
音色も非常にぱさぱさで一つ一つの音を明瞭に和声の関係で立体的に浮かび上がらせ
抑制が加わることでまとまった演奏をものにした。
詩的とは言えないかもしれないが味のある演奏で飽きさせない。
また即興性もあり、そして
ネイガウスやソフロニツキーと同様に出来不出来が激しかったようである。