>>136

1734年のザクセン選帝候の王位継承記念日のためにバッハが書いたカンタータ215番だね。
王様を称えるとあって、ライヒェの妙技を前提にしたであろう難度の高いトランペットの
パート、王様の前の御前演奏という極度の緊張、そしてたいまつの煙が立ちこめる戸外演奏という
悪い環境、と、67歳の楽士に悪条件が重なり、選帝候も音楽に満足と大役は果たしたものの、
翌日死んでしまった。
肖像画では、現代では廃れた渦巻きトランペット(!)を手にしている。

以前、金管の出来が悪いバッハのピリオド演奏のCD評(英文)を読んでいたら、
「ライヒェがこれを聞いたら、果たしてプロの仕事だというであろうか?」といった
内容の批判が書かれてあった。