藤田は、演奏に対し比喩的表現を絶対使わない。
努めて断定口調を避け、自分の主観を決して押し付けようとしない。
録音データから曲目の紹介、使用楽譜の問題について必ず言及し、
あくまで事実志向を前面に押し出す。
音楽評論家として、客観性という点で素晴らしく傑出した存在である。