■◇クリスティアン・ティーレマンpart2◇■
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0231名無しの笛の踊り
NGNGしかも1曲目に11分ほどのヘンツエの難解な曲があるにもかかわらず、
隅々までティーレマンの意思が浸透してい極めて緊張感の高い演奏でした。
ビシュコフの時とほぼ同じメンツなのに、このの違いはなんなんだろう、
と思いながら聞いていました。ティーレマンと言えば、僕は少し奇矯な演奏を
する人との印象がありましたが、実演からはそういう印象は全く受けませんでした。
テンポは少し遅く、時にルバートがかかりますが、大きな流れの中で聞けば
ちっとも不自然だったり作為的だったりすることはありませんでした。しかも、
旋律が不必要に粘ったりすることはなく、対位法の線もきれいに表出しており、
昔風のもやもやしたトーンを作る指揮者のイメージとは全然違っていました。
また響きの作り方も低音重視でコントラバスによくサインを送っていましたが、
でも、全体は悪い意味で重くならずクリアな感じでした。メンデルスゾーンでは
冒頭の木管の清澄な響きからして、これぞベルリンフィル、と言う感じでしたし、
有名なドレスデンのアーメンコラールの引用も弱音を非常なる緊張感を持って
演奏させていました。とにかく弱音の扱いが精妙を究めていました。
シューマンでは、この弱音と時に見せるルバート、そして少しゆっくり目の
テンポから、あたかもシューマンのピアノ曲の世界に通じる繊細な世界を
作り出していました。まあ、初日の演奏なので、オケも指揮者も緊張感が
あったが良い方向にプラスしたのかもしれませんが、この日以降どうなって
いることやらです。
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