★ ★ ★ フレデリック・ショパン ★ ★ ★
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0310名無しの笛の踊り
NGNG私は、何の期待もせずに昨年購入したのですが、すっかり魅了されてしまいました。
この曲集では、ポリーニこそベストとずっと思ってきたのですが、藤原さんの
CDを聴いてからは、全てが色あせて聞こえてしまいます。
全ての音符がとても大切に弾かれていて、今までは気がつかずに聞き逃していた
旋律を発見したり、新しい発見をたくさんしました。
彼女の録音は全24曲で70分弱かかっていますので、かなりテンポの設定が
遅めのはずなのですが、聴いているときにはちっとも気がつきませんでした。
今まで蔑ろにされていた音たちが、やっと本来の居場所を取り戻して、万を満たして
聞き手に迫ってくる感じ...
24曲に心のこもった音楽が溢れていて、音楽に対する彼女の献身の気持ちの
ようなものを強く感じました。
ショパンのエチュードというと、3度にしても6度にしても難しいという面
ばかり強調されることが多くないでしょうか? また聞き手にとっても、
レッスンを受ける時にも、ノーミスでしかもより速いテンポを求めすぎているように
思いませんか?
例えば、作品10の4番では、開始して直ぐに最初のフレーズが左手に現れます。
彼女の演奏では、ここで思い切りクレッシェンドしてきて、あっという間に
ディミヌエンドしていくのですが、テンポをほんのわずか控えめにしたことによって、
通常の快速特急のような演奏では不可能なインパクトがありました。
(うまく表現できなくてすみません.. (^_^;)
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