没後20年!ベームを再び語るスレ
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0851バラク
NGNG英グラモフォンの批評です。
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さて、オーストリア放送からのもう一つ重要なドキュメントだ。こ
れは、ベームによる4番目の全曲盤となるコシで、デッカの録音と
若干キャストがことなる。(中略)録音は開放感のあるアコーステ
ィックな響きをよくとらえているが、良い状態のVPOは遠い音にな
っている。解釈は馴染み深いベームのコシで、自然な音楽の息遣い
、テクスチュア、情熱、笑い、全てが完璧なバランスを保っている。
この録音はまた、ベームのやや残念な方の特質もとどめている。つ
まり、カットをしたがることで、結果としてフェッランドの二つの
アリアが消えている。実際、悲しい損失だ。レチタティーフォにピ
アノを使ったのは、その和音ががらんとしているせいもあり、アナ
クロに聴こえる。
この録音を得る一番の理由は、ゼーフリートのフィオルディリージ
が聴けることだろう。この当時、彼女はDGにヨッフムのもとで同じ
役を録音したが、最高音は苦し気だった。今回の録音ではほとんど
の箇所が素晴らしい状態にあり、彼女の解釈はいつも通り、彼女の
貞操に対する不当な試みに面した時にフィオルディリージが見せる、
確信とぜい弱さを行き来する矛盾した感情を捉えている。彼女の「P
er Pieta」はあまりに愛らしく、優しく、彼女の同時代人のシュワル
ツコップフ、ユリナッチ、デラカーザ(なんとすばらしい4人!)に
匹敵する。(続く)
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