>>692
不思議なことですが、マーラーはオペラを作曲しませんでしたね。
もし作曲していれば、ベームはきっと取り上げていたでしょう。
まあ、歌曲集の伴奏指揮はありますが、当たり障りのない演奏に聴こえます。
アルゼンチンでは大地の歌を指揮したようですが、想像するだに怖いです。
マーラー、ベルク達とVPOが合うかどうかが問題になっていますが、
私の耳にはマーラーとVPOが合うようには聴こえないです。
クレンペラーがヘイワースとの対話で、VPOがマーラーの音楽に対してある種の反感を持って
いると感じたと述べています(恐らく68年に客演して9番を指揮した時のこと)。
バーンスタインも60年代には、随分苦労してVPOとマーラーをやっていたようですね。
VPOがマーラーを演奏すると、変な味がついたマーラーに聴こえます。
京都の人が無理に東言(あずまことば)を喋っているみたいというか、マーラーは辺境から出たある種
「下品」な音楽なのでVPO(少なくとも昔のVPO)は無理してやってたんじゃないかな。
個人的には、ホーレンシュタイン、クレンペラー、ショルティ達がイギリスやアメリカのオケとやった
時の無色というか透明な音響のマーラーの方が楽しめます。