>>394
ヴァントのことはわかりませんが、チェリがオペラを振らなかったのは
才能というより性格的なことがあったのでは?
何しろチェリは、バレンボイムなどごく一部の例外を除いて、他者と協演することが
できなかった人ですから。
ベームはオペラでは随分歌手に厳しかったようですが、それでも本質的に歌手やソリスト
と協演するのが好きであったと思われます。
他者と共演することで、普段の自分と違う面が出るのをベームも楽しんでいたのでは
ないでしょうか?
その一番面白い例は、フェラス&BPOとのベートーベンのVn協奏曲です(50年代の放送録音?)。
ここでのベームは、普段からは考えられない程、柔らかくロマンティックな演奏をしています。
これはフェラスがベームから引き出したものでしょう。