シューマンの交響曲で、語れんかね
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0288名無しの笛の踊り
NGNG対照的効果、分離したグループの連続を導き出すことを心得てなかった。楽器
編成の技術はまさにこれらの楽器群をよく考えて組み合わすことに在るのである。
彼の艶の無い、不器用にごたごたした音の与え方は、多くの場合に彼の交響的
作品における壮大な美の印象を滅殺するばかりでなく、時折それらの美を味わう
力を全く聞き手から奪ってしまう。(中略)
音楽家はどのような困難も「報いられる」ものであるなら、即ちその困難が楽器の
性格と適当な個所に適応している場合には、その困難を怖れないものである。
ところがこの能力が恰もシューマンには欠けていた。彼はすべての楽師に多大な
労力を課したが、その結果得られるものは重苦しい、重量的な、濁ったものであった。
以上 チャイコフスキーの「一音楽家の思い出」より。
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