押井は、作中でこうあるべきだっていうような主張はしないからね

バトーは、意識だけの存在になった素子を守護天使と呼びつつ、
ラストでは、肉体をもつ犬を大事に抱えている

本音では、素子に肉体を持ってほしいと思っているわけだが、
それが本当に正しい考えなのか迷いがある

迷いがあると辛気臭くなる
迷いがないと活き活きとする(素子とか犬とか・・・価値観の両極)

そういういくつかの価値観を提示して、
答えは主張せずに観客に考えさせるのが、押井の作風でしょ