崖の上のポニョ 3
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0474見ろ!名無しがゴミのようだ!
2008/08/08(金) 22:43:10ID:AMDz5ysVどうしても自分の理解の範囲で消化できるステレオタイプを求めてるように思える。
背理的に考えて、じゃあ「母親らしい」母親が出てきて、
「こういう理由でこうなった」と頭で理解できるプロットでまとめられたような話が「面白い」か?っていう話だ。
物語の高揚感というのは、誰の責任に帰すこともできず、どんな主体の能力も超えた理不尽な災厄に見舞われて、
敗色濃厚な勝負を雄々しく戦い抜くところにあるんではなかろうか。
その際に戦う理由を見付けなければならないんだけど、それがささやかで、個人的なものであればある程、
主体の尊厳が具体的に浮び上ってきて、ビビッドになっていく。
というのも、現実の日常というのは、そういう戦いのミニチュア達で成り立ってるからだ。
この物語に出てくる人物達もそれぞれ、自分の思い通りにならないものと戦ってる。
ポニョも、宗介も、リサも、トキも、フジモトも、自分の意志に関わらず(大抵良かれと思ってやることに限って)
現われてくるエゴと和解しようと、誠実に努力してる。
子供は子供なりに、大人は大人なりに、老人は老人なりに、自然は自然なりに、そうした努力を諦めないこと。
そして最後にはその努力が酬われる、という夢を見ることを許してくれる、
そういう世界についての讃歌が見え隠れしていて、とても良かった。
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