崖の上のポニョ 3
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0237見ろ!名無しがゴミのようだ!
2008/08/06(水) 05:37:50ID:2g0zxmF+批評のやり方に関して「良い」と思うものをちゃんと示してるつもりだけど。
批評というのは、例えば対象の何が悪いのかを言うことを通して、自分が良いと思うものの輪郭を削り出す作業だよ。
自分はまだ「ポニョ」は見てないから何とも言えないけど、監督の言う「理想のない現実主義は最低だ」という
考え方には賛同する。
彼の作品に「聞き分けの言い子」しかでてこないのは、意図的にそうなんであって、その作為を自分は好ましいと思う。
それに「千尋」や「ハウル」あたりからダメになった、という意見も狭量だよ。
「もののけ」を境にして、「千尋」から明かに物語のプロットがプリミティブになってきてる。
言ってみれば、より「お伽話」に近くなってきてる。
ハウルの「カブが王子様だった」という展開なんて典型的だ。
こういう理不尽な展開を登場人物達が何の疑問もなく受け入れるところは、芥川が今昔物語の魅力について言った
「向う三軒隣に鬼の住む世界」を体現しているんで、野性味があって面白いと思う。
一見無定見な出鱈目を、細部のディテールの説得力が繋ぎ留めているところも自然のゴツゴツとした手触りがあって良い。
コナンや、ラピュタも良いけど、こういうカルヴィーノ的な物語の「軽さ、速さ」が最近の作品の良さだと思うよ。
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