つまり、個人でもわれわれテレビ局のクォリティに迫る作品をつくり、世界中に公開することができるようになったということ
です。そうなったとき、これからは純粋にクリエイターの想像力が試されるようになります。

個人であれば豊富な時間も確保できます。いま子ども時代に戻ることができたら、わたしならきっと、iPhone片手に
一日中庭で撮影していると思います。

——庭で撮ったものでも素晴らしい作品はつくれるのですか。

庭を侮ってはいけませんよ。よくよく時間をかけて観察してみると、たとえ小さな虫であったとしても、驚くべき世界が
広がっているはずです。そういう映像作品こそ、実は多くの人々の関心を集めたりするものなのです。