【科学/脂質/マイクロドメイン構造】細胞膜上の「ラフト」領域の構造とシグナル伝達の仕組みを解明/京大とJST
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0002ベガス(充填率70%)φ ★
2012/07/23(月) 23:34:10.54ID:???これによって、GPIアンカー型受容体は同じ分子同士で2量体を作ること、それらがコレステロールと結合して安定化され、
寿命が0.2秒のラフトを作ることがわかった。
つまり、バターはオリーブオイル薄膜中では大きな塊を作っているのではなく、数個から数十個の分子が
集まっただけの直径数nmの小さい構造で、しかも、常にできたり壊れたりしていることが判明したのである。
さらに、GPIアンカー型受容体に細胞外からのシグナル分子が結合すると、2量体を基に安定な4量体を形成。
この2量体を結合させるノリとして、コレステロールを含むラフトが働く。このラフトの働きが、
GPIアンカー型受容体のシグナル伝達に必要であることもわかった。
具体的には、以下の通りだ。まず、GPIアンカー型受容体は、同種の分子同士で0.2秒ほどの短寿命2量体を形成しているという点。
同種タンパク質同士には親和性があり結合するが、コレステロールなどのラフト脂質がそこにやって来て、
ラフト構造を作ることで2量体は安定化される形だ。しかし、安定化されても寿命は0.2秒程度であり、
安定化されない時はその1/3〜1/2の寿命となる(画像2)。
画像2
タンパク質相互作用とラフト相互作用によるGPIアンカー型タンパク質のホモ2量体ラフト形成の寿命
http://news.mynavi.jp/news/2012/07/23/058/images/002l.jpg
次に、GPIアンカー型受容体の2量体形成は、同種分子同士に限られ、異種分子間では起こらないというもの。
つまり、ラフトに2個のGPIアンカー型受容体が集まるのではなく(それなら異種分子でも集まるはず)、
タンパク質同士での結合がある時に、小さなラフトがそこで誘導されて安定化される(画像2)。
そして、2量体同士が結合して4量体ができ、さらに大きな会合体も可能ということ。
4量体以上は、異種のGPIアンカー型受容体も集まれる。これは、2量体を基本単位としての集合は、
ラフトがノリとなって起こるからである(画像3)。
画像3
GPIアンカー型タンパク質の2量体ラフトが、ラフト相互作用によって集まり、ホモとヘテロの4量体ラフトを形成。
寿命は、ホモ2量体ラフトの〜0.2秒よりも短く〜0.1秒
http://news.mynavi.jp/news/2012/07/23/058/images/003l.jpg
続きます…
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