ロシア下院は25日、米ロ核軍縮条約「新START」の批准法案を採択した。上院も26日に同法案を承認する見込みで、
メドベージェフ大統領が近く署名する。米上院は昨年末に同条約を批准承認しており、条約発効へ大きく前進した。
条約は、米ロの戦略核弾頭の配備数上限を1550発に、運搬手段であるミサイルや爆撃機の上限を未配備を含め800基・機に削減する。
オバマ米大統領とメドベージェフ大統領が昨年4月、プラハで署名した。
ロシア側は当初、米ロ同時批准を呼び掛けていたが、米上院が批准承認を行った際、
新STARTによって米ミサイル防衛(MD)配置は制限を受けないとの付帯条件を盛り込んだ決議を採択したことに反発。
通常は1回の下院の採決を3回に分けて行った。また、米側の一方的なMD配備をけん制する声明も採択した。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011012501064