★野党は日立の車両受注内定に怒り=「英国内の雇用につながらぬ」

 【ロンドン12日時事】英BBC放送(電子版)は12日、日立製作所などの企業連合が
在来線用の高速車両と、同車両の保守サービスについて、英運輸省から実質的に受注内定を
受けたことについて、野党保守党や労組が英国での雇用拡大にならないことを警戒していると報じた。 

 フーン運輸相はラジオ番組で「この結果、1万2500人分の雇用が創出され、保証される」などと述べ
「トヨタ、日産自動車などと同じような日本企業による英国内投資である」点を強調していたが、
同電子版によると、保守党の有力議員(影の運輸相)は政府が雇用方針の詳細を公表していない点を問題視し、
「英国内雇用は1万2500人のうち、せいぜいわずか500人かもしれない」と警戒している。
労組も「どの程度の作業量が英国で行われるのか政府は明かすべきだ」と緊急の会合を求めたという。

 英国では最近、イタリア企業がフランス石油大手トタルから受注した英国内の製油所装置工事について、
英国人ではなくイタリア人労働者を現地に派遣して進めようとし、強い反発を受けたばかり。(了)(2009/02/13-08:13)

時事通信 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009021300131