【バスケ】bjリーグの挑戦…外資提携の持つ意味合い リーグ会長「純血・日本ではないbjリーグを示すスタート」
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0001人造人間@バルデスチルドレン18号(080110)φ ★
2007/12/06(木) 13:14:50ID:???■外国企業のビジネスモデルになり得るか
「純血・日本ではないbjリーグを示すスタートになる」会見の冒頭で木村育男
リーグ会長が述べた、シンプルだが力強い言葉は、これからの同リーグの
進む道を示すものとなった。11月8日、bjリーグは都内にて、米国のパロ・
ヴェルデホールディングズ(以下、PVH)との包括契約と、「bjインターナショナル」の
設立を発表した。PVHは、米国テキサス州オースティンに社を構える持ち株会社で、
カーディーラーやレストラン、不動産事業などに携わっている。
社長のビンス・ロール氏は元エクソン・モービル会長のローレンス・ロール氏
(2005年死去)の長男で、6月には同リーグの大分ヒートデビルズの株式を取得し、
経営に参加している。リーグとPVH社の契約金額は2007−08年シーズンからの
3年で400万ドル(約4億5000万円)。今後、同リーグのオフィシャルスポンサー
として、試合会場やイベント会場などでコーヒーショップやレストランを出店し、
またバスケットボールクリニックなど試合以外のイベントや、NBAやユーロリーグを
はじめとする海外リーグとの交流イベントの際には積極的に協賛スポンサーとなる
方向だ。また将来的には、bjリーグ関連のグッズの製造・販売にも関与していきたい
希望があるという。
同リーグの河内敏光コミッショナーによれば、この金額はこれまでのスポンサーと
比べてもかなり大型の契約とのこと。ただし、bjリーグにとって、PVH社の存在は、
ただ単に大枚を落としてくれるスポンサーであるという以上の意味合いをこれから
持ってくる。というのも、同社がこれから同リーグとの関わりを深め、他の外国企業に
とっての“ビジネスモデル”となることで、これまで苦労してきたスポンサーシップの
獲得が容易になってくるからだ。
もちろん、ビジネスにはギャンブル的要素は常につきまとうから、PVH社の協賛、
参画が成功するかどうかは下駄を履いてみないと分からない。しかし、これまでの
3年間ですでに数多くのチャレンジとトライを重ねてきたbjリーグにとっては、今回
同社と手を結び、さらなる高みを目指さんとする姿勢は、「らしさ」を感じさせるもの
だと言えるかもしれない。バスケットボールの本場である米国の企業からのスポンサー
を受けられるようになれば、資金的にも、また認知度の面でも、bjリーグがさらなる
飛躍を遂げられるようになってくる。
>>2に続く
0002人造人間@バルデスチルドレン18号(080110)φ ★
2007/12/06(木) 13:15:21ID:???■国際競争力の向上に光明
そして、同リーグが世界へ羽ばたく過程において、上述したbjインターナショナルが
重要な位置付けとなってくる。同インターナショナルは、今後、バスケの本場である
米国とのパイプを構築することが主たる設立の理由で、現地で選手、コーチ、
レフェリーなどのリクルート、日本人選手をサマーリーグ等に参加させ育成することと
同時に、米国におけるスポンサー活動の拠点としての機能もある。
選手等のリクルートや育成の面では、元NBA・ニックスのアシスタントコーチ、
ハウイ・ランダ氏と元名門・ネバダ大ラスベガス校選手のリンダ・ステイリー氏
(女性)というベテランのコーチらがアドバイザーのような形で加わっているが、
彼らの橋渡しで今後bjと米国のパイプが太くなることが期待されている。
日本のバスケットボール界は現在、ある意味窮地に立たされている。たとえば、
日本代表は昨年の母国開催の世界選手権で予選リーグ敗退を喫し、昨夏には、
ばん回を期して臨んだ北京五輪予選を兼ねたアジア選手権で過去最低の8位に
終わった。米国が五輪や世界選手権で勝てなくなり、欧州や南米の国々が台頭し、
アジアでもレバノンやカタールなどが力を急速に上げてきている。そうした状況で、
日本のバスケットボールだけが停滞しているようにさえ思える。競技の国際競争力の
向上は、今や急務だ。
ただ残念ながら、国内最高峰のリーグであるJBL(日本バスケットボールリーグ)に
その責務を負わせるのは事実上、困難だろう。同リーグは今シーズンから新生JBLと
して再出発したが、当初盛り込んでいた「プロ化」の文言は消え、試合数こそ増えた
ものの、実質は以前のリーグと体裁はさほど変わっておらず、足踏みしている状態だ。
それどころか、同リーグを主導する日本バスケットボール協会は、昨年の世界選手権
で生じた赤字予算の処理をめぐって紛糾し、とてもJBLや代表等の発展を考える余裕
があるようには見えない。これではとても選手やコーチのレベルを上げることは難しい
だろう。現段階ではbjリーグの選手が日本代表に選ばれることはありえないが、競技の
国際競争力の向上を考えたときに、それを可能にできそうなのはむしろbjリーグの方の
ように思われる。
木村会長が使った「純血」という言葉――どちらかと言えば良い意味でとらえられる
かもしれないその言葉はしかし、停滞・低迷の可能性をはらむ日本のバスケ界に
おいては、むしろこだわる必要のない無用なものなのかもしれない。冒頭の会長の
力に満ちた宣言は、それを端的に語っている。
設立当初から、「日本でプロバスケは成功しない」と揶揄(やゆ)され続けてきた
bjリーグ。しかし、そんな声をよそに毎シーズン新たな挑戦を加えながら、少しずつ
成長を遂げてきた。今はまだ発表したばかりで多くのことが予定を含めたものでは
あるものの、「国際化」というキーワードの下、bjリーグは今シーズン、大きな
ステップを踏み出した。
<了>
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