19日に行われたプロ野球の育成選手ドラフトで、発足1年目の独立リーグ・BCリーグ
から、石川ミリオンスターズの内村賢介選手(21)が、楽天に指名された。内村選手は
「頭が真っ白になった」と驚きながらも、会心の笑みを見せた。

 内村選手は東京出身で、高校卒業後に社会人野球のJFE西日本(広島県福山市)に入
った。日本選手権の優勝も経験したが、出場機会に恵まれず、「プロの指導を受けたい」
とBCリーグ入りを選んだ。

 リーグ全72試合に出場。打率2割7分1厘ながら、50メートル走5秒9の俊足で3
1盗塁を記録し、盗塁王になった。身長は1メートル65と小柄だが、遊撃の守備も高く
評価された。

 BCリーグの選手は、10月にリーグ戦が終了してからは無給となる。内村選手は日中
はチームメートと一緒に運送会社でアルバイトをし、夕方からチームの練習に参加してい
る。この日も仕事を終えて、練習を始めた直後に指名を聞いた。

 内村選手は「1年で夢に近づくとは思わなかった。リーグ代表として恥じないよう、全
力でプレーしたい」と誓う。西武、阪神などでプレーした金森栄治・石川監督は「実戦向
きの選手。プロに送り出せてよかった」と話していた。


http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20071119i515.htm?from=main5