Hewlett-Packard (HP) は12日、データセンターでのブレードサーバーの追加や移動、
交換に伴う煩雑な作業を高速化するソフトウェア『HP Virtual Connect Enterprise Manager』を発表した。

運営効率の向上とエネルギー消費削減のため仮想化ソフトウェアへの注目が高まる中、
データセンター内でアプリケーションと OS をホストする物理サーバーと仮想マシンのすべてについて、
管理と自動化を簡略化するためのソフトウェア アプリケーションが求められている。

HP サーバーグループ向けマーケティング担当副社長 Paul Gottsegen 氏は、取材に対し次のように述べている。
「Virtual Connect Enterprise Manager は基本的に、人々がとりたてて口には出さないけれど無視できない不都合な点を解消する。
同ソフトウェアによりサーバー管理者は、LAN もしくは SAN (Storage Area Network) の管理者に毎回問い合わせる必要なしに、
ブレード間でサーバーイメージを移動したり、追加、交換したりできる」

Gottsegen 氏によると、HP は、ネットワークおよびストレージの接続を個々のサーバーにあらかじめ割り当てる同社の仮想接続技術
『Virtual Connect』により、データセンターにおけるブレードサーバーの構成を最大で1600基にまで拡大するという。
Virtual Connect Enterprise Manager は複数の処理ステップを省略し、管理時間を削減するとともに、
サーバー構成におけるトラブルを抑制すると同氏は説明している。

HP はまた、物理環境および仮想環境を支援する管理ソフトウェア『HP Insight Control Environment』をベースとするアップグレードも発表した。
最新版となる『HP Server Migration Pack Universal Edition』では、仮想環境と物理環境の移行を単一のツールに統合し、
同社の『ProLiant』サーバーおよび『BladeSystem』サーバーの移行高速化を図っている。
新しい待機移行機能により、複数の同時移行の自動化、計画、実行を支援する。

最新版『HP Virtual Machine Management Pack 3.0』は、Citrix Systems の『XenServer』、Microsoft の仮想マシン、
Oracle の『Oracle VM』、および VMware の仮想マシンの集中管理を実現する。
新しい障害予測警告機能により、ファン速度の低下やドライブの障害など、
ハードウェア コンポーネントがサーバーダウンを引き起こす前に仮想マシンを移動させることで、ダウンタイムによる障害を低減する。

ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071113-00000006-inet-inet