イヌイットの村(ってか町かな、規模的に)へ。
いわゆる「長老」のインタビュー兼顔ピン。
打ち合わせで立ち話してた。お爺さんの家の前でね。
で、どのくらい離れてたか…結構遠くにゴミ集積場にクマ。
お爺さんが黙りこんでクマを睨み始めた。
俺が取材仲間と話そうとして、ふとクマから目を離した(ってことらしい)時
お爺さんが凄い力で俺ら二人を家に引っ張って扉とかんぬきを閉めた。
途端に家全体が爆発したような音がして揺れた(と感じた)。
で、近くで銃声の後しばらくしてお爺さんが「もうだいじょうぶ」と笑った(らしい)。
「若いやつだったから襲ってきた、間に合ってよかった」とも言った(らしい)。
外に出てみたら、外装の丸太に、クマの毛が刺さってた。
俺は心の底から、イヌイットを尊敬した。

*星野さん、遅まきながらご冥福を。
お会いした時はもう「日本人で初めて『ナショナルジオグラフィー』に
  単独契約(だっけか)をした初めての日本人カメラマン」になったばかり
だったもんなー。