――Xの音には破綻寸前というか、これ以上やったらブチ壊れるくらいの危ないテンションがあって、
  特にヴォーカルのメロディーのサビ部分とか、声がかすれてしまう寸前くらいの高さに作ってある
  ことが多いですよね。

Y  そういうの好きなんですよ(笑)。それでTOSHIの声のギリギリの高さに、どうしても音を
  もっていってしまうというのはありますね。

―― 歌は、メロディーと言葉の両方を表現してますからね。

Y  そうですね。最終的には、TOSHIの一番良い声のところに楽曲の音程を合わせちゃいますね。


Y :でも、この間には…オレもすごくいけなかったんだけど…、TOSHIとも何回もモメたし、すごい…大変だったなぁ。
でも、この曲はXでやらなきゃいけなかったんですよ。
といb、か、このメロャfィーはTOSHIの声を頭に浮かべて書いたものだから。
あの声があったから…TOSHIの声があったから、このメロディーを書いて、この曲が生まれたんだと思う。
『ARTOF LIFE』は頭の中に浮かんだときからTOSHIの声だったから、だから。
  だからこの曲はXでやらなきゃいけなかったんです。

Y :はい。一度ね、TOSHIがレコーディングを中断したときがあったんですよ。
『自分の許容範囲を超えてる』って言うんです、
  『なんでオレが歌わなきゃいけないんだ。もうこれ以上歌えない』って。
  それですべての予定がひっくり返っちゃったことがあったんです。
で、オレもそれ聞いてすごく怒りまくっちゃったんだけど、でも、思ったんです。
“この曲はTOSHIの声があったから書けたんだ”って。
で、それをTOSHIに伝えて、それでまた二人で“やろう”っていう気持ちになったんです。