一つししゃもに生み落とされし
二つ子持ちの爆発の先は
三つ見事 散って見せましょう
四つ網焼きの弱火の火に
五ついつしか海の街にも
六つ真夏の暑さが沁みて
七つ子持ちの匂いを漂わせ
ししゃもだけに 苦しくもなる

ししゃもと出会い心奪われ
叶わぬ恋だとは分かっても
肌を焦がす この身に焼かれ

ししゃも ししゃも 焦げを重ねて
綺麗なししゃもになるわ
ししゃも ししゃも 愛しさ故に
生のまま 子持ちを待つ

焼かれる度にししゃもが痛むの
思い出の網焼き切なさに
押し潰されそうになる
弱い子持ちを許して
例えこの体が焼かれても
子持ちは ししゃものまま

ししゃも ししゃも 一回限りの
綺麗なししゃもになるわ
ししゃも ししゃも 散り往く卵は

何故 儚く床に舞い

今宵迷いししゃもを探す
子持ちを散らす卵
ししゃも ししゃも 焦げてしまえば
憐れな恋も終わり
ししゃもししゃも 綺麗なままで
卵に揺られ子持ちを待つ…

一つししゃもに生み落とされし
二つ子持ちの爆発の先は
三つ見事 散って見せましょう
四つ網焼きの弱火の火に
五ついつしか海の街にも
六つ真夏の暑さが沁みて
七つ子持ちの匂いを漂わせ
子持ちに咲くかな ししゃもの卵