>>537の訳

Hollywood Reporter.com
2006年3月23日

NYのAvalonで火曜日に行われたライブにおいて、日本のバンドDir en greyは、
Glo stick(?)を振りながら叫ぶキッズたちで満員のクラブの中を堂々とステージに上がった。
この公演は、(AustinのSXSWにおいて先週行われた最初の公演に続き)、
アメリカではまだ二度目の公演だったが、閃光のような5人組は、
突然激しく動き出し、飛び跳ね、くるくると回り、手足を振り回しながら、
約一時間半にわたって電撃的に、耳障りなロックをプレイした。

ホットな話題によって再び甦った80年代のメタルバンドのようなこのグループは、
ショック・ロック、グラム、ゴス、デス・メタルなど、様々な要素を
組み合わせた音楽スタイルを持っている。
このような神秘性に加え、このバンドはほぼ完全に日本語で歌う
(また、叫んだり、小声で感傷的に歌う)。
にもかかわらず、”Jesus Christ R’n’R”や"Machiavellism" "Clever Sleazoid"は、
若いオーディエンスらを熱狂させた。

アメリカにおけるDir en greyの最初のリリース"Withering to Death" (Warcon)は、
5月16日まで待たれなければならないが、Avalon公演のチケットはすぐにソールドアウトした。
今夜のLAにおけるチケットの売れ行きの良さは、
NYと同じようにすぐに売れ切れてしまったために、
会場がAvalonからWiltern LGに移されるほど圧倒的なものだった。

視覚的には存在しなかったバンド―音源もなければラジオで流されることもなく、
アメリカでのツアー歴もないバンドが、2300人規模の会場をソールドさせるというのは
驚くべきことである。Dir en greyのアンダーグラウンド的な人気は、
インターネットの影響力と浸透力の証拠であるようである。
ダウンロードすることで手に入る音源と映像によって、
このバンドについてのうわさは急速に広まった。

セットリストの大半は最新のアルバムからの選曲だったものの、
過去の曲の強いアンコールに応え、Dir en greyはそのライブを
"Child Prey" と"Mr. Newsman"という有名な曲で終わらせた。
オーディエンスらは古いラジオ・クラシックスを楽しむかのように、
これらの曲に強い反応を示した。

Dir en greyのアピール力の源は、第一に、多くの主流バンドが
似たり寄ったりの時代において、若いオーディエンスらがカラフルでエキサイティングな
バンドを激しく求めていることのように思われる。
キッズらは、他とは違うものを求めており、
たった今Dir en greyは彼らに属しているのである。
このバンドが数百万枚のアルバム売り上げを記録できるかどうかはまだ分からないが、
今のところ彼らは、視覚的に刺激的で、エンターテイメント性の高い
ライブパフォーマンスの一つなのである。