石田純一が何かから逃げまどっていた。
素足で、必死で逃げていたのに「ひぃ!!!」という声をあげて立ち止まってしまう。

石田の前には俯いた人。
「シャァァアアア!!!」
ゆっくり上を向き、掠れたような猫に似た声を出して女の人が目をかっぴらいた。
肌がドウランを塗りたくったように真っ白で、人間ではない事が容易に想像できた。
そのまま石田は失禁して死亡した。
まじ可哀想すぎる。

警察と救急車が現場に駆けつける途中、救急車だけが事故に遭う。
別の救急車が到着後、中の人達が手当てを受ける。
何故かオッサン・ナース・ナース・ナースの順で川の字に並んでいて、オッサンはリアでも嫌いな知り合いの奴だった。
怪我人4人は「なんやろなーこれなー!」と興奮気味に話している。
主にナース達が「超コワーイwwww」なんて言いながらキャッキャしている。ウザかった。

「順番に連れて行かれるよ」
突然、オッサンの下にいた敏弥が話し始めた。
口を挟んでくるまで自然すぎて全然気付かなかった。
それよりもオッサンが不自然に思わなかった事にびっくりした。
「よく見たらいるんだよ。道連れにされる」
敏弥の話はまだ続いていた。
ちなみにOBSCUREのメイクと髪型ばっちりだった。

それから気付くようになる。
道々、視線を感じた方に目を向けると、白いあいつがいる。
その度に目を逸らし逃げ、また目撃する。
死にたくない、死にたくない、死にたくない死にたく

横を、ひとりの女が通り過ぎる。
どうみてもUAでした。