>>196
咎人の空

閉塞された 歪(イビツ)に切り抜かれ砕かれた 空の下
哀れな小羊達 開かれない小さな黒いクローゼットの中

掴めない 何も掴めない このままでは
届かない 何処にも届かないさ

反響する悲痛な笑い声に

「致死量にも満たない毒なんて」

囚われて見えていた 極彩色さえ(もう)
塞がれた瞼に痛みだけ残した

解放されて 焦がれた窓の無い壁の中 現実の外
悲しげ咎人達 放たれても何もかもが遅すぎる

響き渡り消え去る嘆き声

「過剰なぐらいに薬が欲しい」
「致死量にも満たない毒なんて要らない」

囚われて見えていた 極彩色さえ(もう)
塞がれた瞼に痛みだけ残した
重なる罪を抱いて


以上です