>>381
「タダイマ。」鬼才の声 幾年の雨よ 雷鳴は脈打ち慟哭を描いてる
土砂降りの夕暮れは‘哀’を演じ
剥き出しの果実に手を伸ばし始めていた

天女が舞い降りる窓際の花と 気のふれたヴァンパイア爪を探してる
放射能のシャワー 隠れた鬼が叫んでる
殺しちゃいけない 禁断の果実に噛み付いた

手の成る方へ

おやすみのキスはしないで欲しい だけど
今夜はただ傍にいて欲しい 灰に成るまで
怒った僕にそっとキスをして泣いた
眠らせてドアを閉めたけど まだ起きてるよ

此処にナイフを隠したのさ 僕だけの秘密の場所さ
牙を剥く 真昼の太陽は狂う
神様が叫ぶ 笑う 叫ぶ 笑う

路地裏子猫の死骸  この手の果実に噛み付いた

孤独と僕を抱き寄せ頬にキスを 眠らせてドアを閉めたけど まだ起きてるよ