>>68 流星 続き
涙を噛み締め震える恋人よ
繋いだその手はか細く 力無く
流れるあなたの涙が星になり
この空埋め尽くして今、流星に変われ

清空彩る星々夜霧に濡れた線路の下
朽ち果てた枕木に儚く命宿す白い四弁の花
繋いだ手が離れぬように
繋いだ指離さぬように

頭上に降り注ぐ流星 まるで五月雨か小夜時雨
潔癖の大地を裸足で歩くこの線路だけを手掛かりに
繋ぐ君の手は暖かく
汚れたままの掌で

流星降りしきるパノラマ歩いてく滲んだつま先で
繋いだ手を離さぬように
繋いだ心千切れれぬように