もう戻れないあの日です。
例えば正しく蝕んだ『「依存」という名の病気』が、
悲しく完治したとしても―――。

君は『「依存」という名の病気を治療する病院』で、
僕は『「依存」という名の病気を治療する病人』だった。

寂しくなくちゃ知らないことも、傷つかなくちゃ知らないことも、
いっぱい、いっぱい、あったのに、
僕は見て見ぬ振りしてうつむき黙り、
寂しいのが嫌だとか、傷つくのが嫌だとか、泣き言ばっかりで、
謝る事しか知らなかった僕を、
心から「自殺しろ。」と願ったんだ。

ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ。

木漏れ日が降りそそぐ午後、長閑に晴れ渡る日。
僕は病院坂の途中、あの日に出会ってみたんだ―――。

cali≠gari/「依存」という名の病気を治療する病院