「ただいま。」
誰も居ないことがわかっている部屋に僕は言いました。
「おかえり。」
明るくなった部屋に僕が返事を返してくれました。

「友達より他人になろうよ。」
携帯ごしに伝えた日。
もうあの日から僕の部屋では
「好き。」も「嫌い。」も死にました。

それでもまだ鍵を変えないのは、
火葬出来ない君の写真と、
迷子のまま途方に暮れてる、
夜明け前の僕のせいなのでしょう。

誰だって都合の良い幸せを欲しがる理由は
多分、ずっと、幸福な敗北感を、映されて、満たされて、
気が違ってしまったんですね。

厳しくはなれないけど、一人でも大丈夫さ。

cali≠gari「ただいま。」