子供「おじいちゃん、ママ薬買えないから死んじゃった。どうして僕達貧乏なの?」
老人「それはワシ等が祖国を持たないからなんじゃ。後ろ盾のない民族の末路はこんなもんじゃよ」
子供「そこく?」
老人「ワシがまだ若い頃には太平洋に日本という島国があったんじゃ。そこがワシ等の祖国じゃ。四季の有る美しい国じゃった。・・・今はもう無いがのう」
子供「どうしてなくなちゃったの?」
老人「みんな何も言わないからじゃよ。何をされても黙って笑っているのが美徳だと勘違いしていたんじゃ。そこにつけこんだ泥棒や売国奴が、どんどん日本を切り売りしていったんじゃ。
本当は海底資源を取られた時に気づくべきじゃった。じゃが資源を取られても日本という国は泥棒のご機嫌取りばかりしていたんじゃ。
そのうちに、九州・四国・北海道までが次々と取られていった。気づいたときにはもう遅かった。日本という国は世界地図から消えておったんじゃよ」
子供「うーん、よくわかんないや」
老人「すまんのう。ワシ等がもっとしっかりしておれば。すまんのう、おまえの未来まで潰してしまって・・・」