マルサ:望遠鏡
愛し貴方と綴った手帳のページは百鶴の雨

こんなに傍にいるのに伸びた影先に無く震える指で押さえた前髪
少しだけ泣いてもねぇ?届かない右の手といつまでも来ない次の季節に

八月晴れた空の下二人を眺めてた
一人でいたい夜だからこっちを見ないで
追い詰められた部屋の中二人を探してた
白色レースのカーテンで心はしまっていたい

かすむ空の向こう側切れかけた薄明かり薬指かんでつけた赤い糸
少しだけ背伸びした紫煙に滲むのは飼い馴らされた私だけの夢

八月晴れた空の下二人を眺めてた
一人でいたい夜だからこっちを見ないで
追い詰められた部屋の中二人を探してた
白色レースのカーテンで心はしまって
故郷離れる今日の日を二人で願ってた
想い出話をビンに詰め貴方といきます
真っ赤に染まった部屋の中二人を眺めてた
貴方の声が離れてもついていくから