探してらしたどなたかさまへ。恨み帖/シュガーフォークフル

あんたの謡が教科書でした。電飾の下で偏差値も無くて―
剥けた爪、待ち人は来ず
吐いて捨てるわ 足を止めて下さいな

あんたの嘘が大好きでした。鞄の中に頂いた御守り―
雨風横丁、なみだも乾く
傘が無くても幾らでも生きてゆける

遠くて嘘が聞けなくなっても
二つの天気 気にかけてます