眞呼へ

お母さんね、最近とても嬉しいの。

今のあなたはとても輝いてる、小学校の頃シャツを半ズボンの中に無理矢理おしこんでズボンを胸辺りまで上げていたせいでみんなに苛められていた頃のあなたとは思えないわ。
給食を全部食べられず泣いていた中学時代ともお別れかしら?

眞呼、お母さん最近知ったのだけれど、あなた重い奇病にかかってるんですって?

ライブ中に痙攣しだすなんて…きっとアフリカやその辺の国の奇病よ、お母さん心配だわ。
眞呼は小さい時から注射嫌いで、病院行きたがらなかったわね、お母さん泣きじゃくるあなたを縛り上げて連れていってたものよ…

まさか眞呼、まだ注射が怖いの?

こまったわ、お母さん今のあなたを縛り上げて連れていけるかしら…

ああ、それとね、ユウキ?って子からよく電話がかかってくるのだけど、眞呼の知り合い?

ユウキ君ったらお母さんの事を自分の母親と勘違いしているのか「お母さん」って呼んでくるのよ。
しかも眞呼の小さい頃の写真が欲しいとか、眞呼の私物が欲しいとか…

あの子、少しおかしいから注意しときなさいね、絶対ペンギンの人形なんてあげちゃ駄目よ。

もしあげたらお尻ペンペンですからね。


じゃあ、たまには家に帰ってきてね、またみんなでトランプしましょう。