麺の一生

小麦に生まれる

親の厳しい躾によって小麦粉にさせられる

幼馴染がビールやパンに出世していくのをよそ目に麺になる事を決意する

蕎麦屋の店長にこん棒で叩かれながら世の中の厳しさを知る

体を千切りにされる痛みに耐えながら麺として身を為す

しかしオーダーと共に人生が暗転する

茹でられながら麺になった事を後悔する

そして胃の中で最期の時を迎える

糞として生き返る