鼓動

どこへ行けばいいのか 道は二つとないのに
逃げてしまいたいとも思う気持ちが悔しい
このドアの向こうに広がる未知なる景色が
自問自答を繰り返した出口になるのならば

たとえこれ以上進めないとしても鼓動が鳴り止むことはないさ
先が見えずとも終わりにしたくない
そう願ってもぼくらは自分の檻から抜け出せないけど

本当は泣きたいのに何故笑ってごまかすの?
ひび割れた心はガラスよりも脆いんだよ
捨てきれない物に守られては生きれない
醜くて小さかろうが 勇気が一つあれば

突き抜けていくよ 静寂の夜明けを青紫色に煙る街を
誰も渡れない信号機が照らした交差点にもうすぐ
霧の涙のような雨が降る

もし戻れる場所がぼくらにあったならば
振り返ってしまうだろう 過去の残像に
だけど たとえこれ以上進めないとしても鼓動が鳴り止むことはないさ
誰もが行き交う信号機が照らした交差点の向こうへは
少年のままじゃ渡れないけれど

渡ってしまいたい‥‥ 渡ってしまいたくない‥‥