少年は唄います か細い身体震わせ
雨色タンゴにのせて踊りましょう お散歩に疲れた二人のために
桃色のネオンの下で春を売り 今夜もショウタイムで唄います
真っ赤な薔薇と林檎が好きだから 少年は今日も街で唄います
思い出を持たず育った僕だから 今日も知らない人に抱かれます
無情の街で生き急ぐには 少しまだ早すぎるけど
独りの夜は嫌いだから 不愉快なこの街で

綺麗な服をまとって歩きましょう 今夜出会う恋人のために
真っ赤な孔雀の羽の首飾り 愛を金で買える目印さ
無情の夢の意味を知るのは 少しまだ早すぎるけど
堕ちてゆくのは簡単だから 不愉快なこの街で

夜空のワルツを薔薇色の服と 真珠の涙が胸に消えるまで
少年の唄は哀しすぎて 少年の唄は哀しすぎて
雨は降り続ける僕は自由さ 雨は降り続ける君も自由さ
可憐な指癖でモダンなロマンス ざらついた声を掻き消すように
無情の街で繰り返すのは 悲哀に満ちた言葉のやりとり
おやすみなさい
そしてさよなら
明日もまた会えますか?



マカロニ/桃色エクスタシー